血液中の細胞の状態を調べます。
体内の炎症の有無を調べます。
肝臓細胞からの酸素の量、分解・合成されて分泌される物質の量を調べます。
血中の脂肪分を計測し、動脈硬化のリスクの程度・栄養状態を調べます。
尿として排出される老廃物の量を計測し、腎臓の機能が正常に働いているかを調べます。
細胞のエネルギーとなるブドウ糖の量を計測します。
これまでのウイルス性肝炎・梅毒の罹患の有無、リウマチの原因を調べます。
電解質
血中の電解質の量を調べます。
膵臓からの消化酵素の量を調べます。
筋肉が破壊されたときに作られる酵素の量を調べます。
がんを含む悪性細胞が作るタンパク質の量を調べます。
免疫機能を担っているタンパク質の量、リンパ球の種類、アレルギー発症のきっかけとなるタンパク質(IgE)の量を調べます。
全身の機能のバランスを維持するホルモンの量を調べます。
血の固まりやすさ(血液凝固機能)が正常であるかを調べます。
血液検査で異常を示したとき、腹部や背中に外側からは原因の分からない痛みがある場合などに検査を実施します。
ただ、無症状であっても病気が潜んでいることがあります。特に膵臓や肝臓は、“沈黙の臓器”と言われるほど、症状の現れにくい臓器です。
患者さんのご負担少なく、さまざまな臓器の状態を知ることができる検査ですので、年に1度を目安に、定期的に受けることをおすすめします。
検査で分かる病気
腹部超音波検査では、主に以下のような病気を見つけることができます。
肝臓 | 脂肪肝、肝嚢胞、肝硬変、肝がん、肝血管腫 |
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胆嚢 | 胆嚢炎、胆石、胆嚢ポリープ、胆嚢腺筋症、胆管がん |
膵臓 | 膵嚢胞、膵がん |
腎臓 | 腎嚢胞、腎結石、水腎症 |
脾臓 | 脾腫 |
検査で分かる病気
レントゲン検査では、主に以下のような病気を見つけることができます。
肺 | 肺炎、肺がん、結核、気胸、胸水、胸膜腫瘍、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、異物(誤飲による)など |
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心臓 | 心肥大、大動脈瘤、心膜嚢胞など |
腹部 | 腸閉塞(イレウス)、消化管穿孔、腎臓結石、尿管結石、胆石など |