以下の場合は入院での治療が望ましいため、高次医療機関に紹介させていただいております。
大腸ポリープは、基本的にはポリペクトミーという方法で切除します。
厳密に言えば、ポリペクトミーには以下の2つの方法があります。
(1)ポリペクトミー ・・・
従来から行われている電気を使って切除する方法
(2)コールドスネアポリペクトミー ・・・
電気を使わずに切除する新しい方法
図のようにいずれもスネアという金属の輪をかけて、それを締め付けることで切除するのは同じですが、しばって切除する際に「電気を使用するかしないか」が唯一異なる点です。
スネアをポリープにかけます
スネアをしばって切除します
組織を切除して回収します
当院では、それぞれ切除方法のメリットとデメリットを熟知した上で、ポリープの形やサイズに応じて適切に使い分けて丁寧な治療を行っています。
ポリープ1個の切除に要する時間は2分~3分程度で、切除する際に痛みや不快感はありません。
大腸ポリープを切除した際は病理組織検査を行い、がん細胞が含まれていないかどうか、ポリープが完全に取りきれているかなどを調べます。
3割負担 | |
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大腸ポリープ切除 | 21,000~30,000円前後 |